1987年にインプラント治療を開始して以来、安全な技術提供のためにさまざまな研鑽を重ねてきました。これからも次世代につながる技術向上に取り組んでまいります。
失った歯を限りなく元通りに近く再現できる「インプラント治療」。現在では広く知られた治療法ですが、当院は「インプラント」という言葉がほとんど知られていなかった先代の時代から、この治療に取り組んでまいりました。
長い期間の中で多くの症例と出会い「より安全な治療」を追求することが急務であると感じた現院長は、治療法、機器、材料、メンテナンスなどをインプラント先進国であるスウェーデンに学び、研鑽を重ね、現在の治療方法にたどりつきました。
今後も時代の進化とともに、よりよい材料や機器を取り入れながら、安全で最良の技術提供ができるよう尽力いたします。
インプラントとは
チタンなどの人工歯根を失ってしまった歯の下の顎の骨に埋め込んで、人工歯を装着する治療方法です。元通りの見た目にこだわりたい、入れ歯のズレや噛み心地に満足できないなど、幅広いニーズにお応えできます。
当院院長は「正しくインプラントを普及させたい」というノーベルファルマ(現在のインプラントのパイオニア)の信条に基づき、自身の手術時に経験豊富なスウェーデン歯科医師の立ち合いを依頼。その出会いがきっかけとなり、スウェーデンでの技術習得を実現しました。
帰国後も研鑽を続け、インプラント治療による増骨現象の発見で1995年にはスウェーデンで講演をする機会も得ました。積み重ねてきた治療技術を次の世代に継承していけるよう、使命感を持って日々技術向上に取り組んでいます。
当院でインプラント治療を行う場合は、以下の点を特に重視しています。
施術後の患者さんのお口の健康を守り続ける
インプラントは、治療そのものが長期間にわたり、治療後もずっとよい状態を守っていく必要がある治療です。だからこそ正確で安全な治療を行うことが大前提となり、その後も丁寧なメンテナンスで患者さんのお口の健康を守り続けていく必要があります。
当院では、お口の状態を見極め、身体へのリスクができるだけ少ない手法を選ぶことに重点をおいています。
CTによる精密な診査
顎の精密検査が絶対不可欠のインプラント治療。当院は歯科用CTを完備していますので、顎の状態を3次元で把握し、治療計画を綿密にシミュレーションすることが可能です。
使用するインプラント体
歯科インプラントを展開したパイオニアとして、伝統と実績を誇るノーベルバイオケア社のインプラント体を採用しています。多彩な臨床応用が可能で、骨の厚みが少ない傾向にある日本人にもなじみやすいと定評があります。
正確な診査と衛生管理の徹底
安全な治療を行うためのオペ室を完備しているほか、徹底した衛生管理にも努めています。
インプラント治療には、顎の骨が土台としてしっかりしていることが条件となります。患者さんの口腔内の診断を行い、その条件に満たなかった場合は、以下のような治療を行うことがあります。
サイナスリフト
サイナスリフト (Sinus-lift procedure) とは、サイナス(上顎洞)と呼ばれるスペースに人工骨などを移植することで骨を増やす治療法です。上顎の奥歯の部分に対して行うことが一般的で、患者さんの上顎の状態に合わせて、人工骨によりインプラントを植立できる厚さをつくります。
当院では安心してインプラント治療を行っていただくため、保証期間を設けています。ただし、定期的なメンテナンスに通われていることが条件となります。詳しくはお問い合わせください。