"上手な歯磨き"= "お口の健康を支える強い味方"
こんにちは、受付の角田です。毎日 暑い日が続きますね~
帽子や日傘、水分補給など日射病対策は十分にしましょう☆
さて、きょうは 上手な歯磨きの大切さ について、改めて書いてみたいと思います。(今回は"モチベート編"ということで、具体的な磨き方のコツやポイントは次回以降といたします。)
歯磨きって、面倒ですよね。すごく、わかります。
わずか1分で上手に磨けるコツ!なんかをお伝えできると良いのでしょうが、残念ながら そのような近道はありません...
一日に一回、夜寝る前だけでも、時間をかけて丁寧に行いましょう。
目安は15~20分です。
それが 継続できたら どんなにいいか...という声が聞こえてきそうです。
では 気持ちが少しでも前向きになるよう、上手に磨けることの利点 に目を向けてみましょう。
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習慣的に上手に歯が磨ける利点
・歯が長持ちする
(永久歯は短く見積もっても 半世紀は使うもの。そして一度失ったら 人工的に補うしかありません)
・口臭の発生が抑制できる
(エチケットとしても大事ですね)
・むし歯や歯周病を防ぐことができる
(歯周病人口は 成人の80%といわれています)
・食事が快適にできる
(身体の健康にも繋がります)
・歯医者に治療に行かなくて済む
(時間的・経済的な負担が ずいぶん減ることでしょう)
・人と気兼ねなくお話しできる
(口腔内の不調が気になり 会話が億劫になる方も、少なくありません)
など
いかがでしょうか?
分かっちゃいるが、モチベートまではされない!という声が 今度は聞こえてきそうです。なぜ そこまでして 上手な歯磨きの習慣化 を目指す必要があるのでしょうか。
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歯を失う大きな原因は プラーク(歯垢)の蓄積
それは、不十分な歯磨きで残る プラーク(歯垢)が むし歯 や 歯周病 の最大の原因であり、歯を失う原因の70%が、むし歯 と 歯周病 だからです。
そして、プラーク(歯垢)は、ただの食べかすではなく、細菌の塊です。そして この細菌の塊が生み出す"酸"や"毒素"が むし歯 や 歯周病の主な原因だそうです。怖いですね。
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治療が終わっていても、再び病気になるリスクを忘れないで
もしかしたら、ちょっとくらい むし歯ができても 詰めてもらえば... 歯を失うところまでいかなければいいのでは?というご意見もあるかもしれません。
ところが、健全な歯に比べ、一度でも むし歯などの治療を受けた歯は 治療前の環境に戻ると 再び病気になりやすく その場合は、前より多く削ったり、神経を抜かないといけなくなることもあります。そして、歯が割れてしまうリスクや抜歯のリスクも高くなります。
これらを回避するには、原因の根本を解決するしかなく、それは もうお分かりの通り、日々の歯垢(プラーク)を減らしていくことにあるのです。そしてもちろん、上手な歯磨きは、意識とコツさえ身につければ、お金をかけることなく、毎日のご自身の生活に取り入れることができます。
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歯の喪失経験者は、その喪失を防ぐための"予防"の必要性を強く認識
さいごに、昨年 当医院が独自に行ったアンケートの結果を 一部 ご紹介したいと思います。
この調査は、当医院で「下顎無歯顎」にインプラント治療を受けたことのある患者様のうち、48名の方から ご協力を頂きました。回答者数が50人程度と多くないのですが、(c)予防に努めたい が全体の過半数を占め、「歯を喪失した経験のある方は、その喪失を防ぐための"予防"の必要性を 強く認識している」 ことがわかりました。
質問: 「最後に、もう一度生まれ変わることができるなら、ご自身の歯について、どのような行動を取りたいとお考えになりますか?」
回答項目 と その結果(複数回答可):
(a) 今の通り、悪くなったらまたインプラント治療を受けたい 30%
(b) もうインプラント治療は嫌なので、取り外しできる入れ歯にしたい 2%
(c) むし歯や歯周病にならないよう勉強し、歯科医院での定期的なメンテナンスの受診、家庭内でのホームケア、セルフケアによって予防に努めたい 55%
(X) その他(自由回答) 0%
(無回答) 13%
※回答者の年齢は45~94歳で、男性23人(48%)、女性25人(52%)
※この調査は、当医院へのインプラント治療に対する率直なご評価をお伺いし、今後の歯科診療に役立てる目的で、無記名回答にて行われました。
※インプラント治療とは、失った歯を補うために行われる 保険適用外の歯科治療 のひとつです。
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いかがでしたでしょうか。 "上手な歯磨きのモチベート編" はここまでです ^ ^
今後、磨き方のコツやポイントについて触れていきたいと思います!